白詰草話
その2

え〜、まだほとんどプレイしてないんですが、

「エマ」というキャラクターのドールを
気の迷いで作ってしまいました。(笑)



似てるかっていうと・・・全然似てないんですが・・・(汗)
努力はしたんですけどね。
やっぱりあの大槍葦人氏の絵は独特で難しいです。

あと、ゲームをはじめる前に
パッケージの「ちょっとアンダー」なエマのイメージでドールを作り始めてしまったので、
ゲーム内の「意外におてんばさん」なエマのイメージとのギャップもハゲしいです。
見切り発車してしまいました。


使用したヘッドはボークスのミニ用ヘッド。
大槍葦人氏の描く少女の頭の骨格と、形が全然違います。

なので
特徴的な「おでこから目にかけての段差」を表現するのに、
リューターで穴があくほど目の部分を削ったり、
輪郭を近づけるために、頬、あご、目の端、鼻の頭などを
削りまくったりしました。
(リューターとは手持ち式の電動ドリルです)

もうちょっと目の間隔を離して、
目自体も細い線の集合体として書けば・・・
眼球の立体感もちゃんと考慮して削れば・・・
目の位置をもうちょっと下にすれば・・・
そうすればもうちょっと似たかなぁ。


全身図
ドレスはノアドロームのリカサイズの制服。
ボディーはエレガントコレクション・ミニ。
ゲームのイラストのイメージでは、
エマはこれよりもふたまわりほど華奢な感じです。

ところでこのエレコレミニ、
肩の骨(針金)が折れやすくないですか?

前に買ったのもこれも、ちょっといじっただけで
「ボキッ」て音がしてあっさり折れましたけど〜。
特にこのエマの右肩は、軽く2回曲げただけで・・・




晴海トリトンの広場。
それほど広くない空間をうまく使っていて、
木が植えてあったり、噴水があったりと、綺麗なところです。
小雨降る中、2.5秒のスローシャッターで撮影。
実際は薄暗いんですが、光が増幅されてこんなきらびやかな感じに。
肉眼では見られない光景です。


エマはネコミミ少女ではありません。
このミミはアクセサリーというか一種のカチューシャで、
物語の途中に手に入れます。
エマはこれが気に入って、常につけているようになるのです。
先回、黒のドレスとネコミミの服装を「戦闘服?」などと書きましたが、
単なるエマのお気に入りの格好でした。

・・・で、そのネコミミを私が何の素材で作ったかというと、
白目の某怪獣王のソフビの足の爪。(笑)
先日、投げやりな合成(所要時間15分)をやったやつです。
これ切り取り加工。
それに縫い針を上から串状に貫通させて
下から出てきた部分をヘッドに直接刺しています。


陸上自衛隊朝霞駐屯地脇の桜並木。
桜の花咲く季節に行ったら、さぞかし美しいところでしょう。
私は葉桜のほうが好きなので、これでも別にいいのですが。
桜の葉のグリーンてやわらかくてきれいだし、桜の木の枝振りってなんだか良いです。


目の部分はそうとう削ったので、
薄くてペコペコしています。
今持ってるリューターは回転すると先端がブレるので、
新しい、いいのが欲しいです。


目の塗装はタミヤのアクリル系のプラカラーを使用。
シンナーで薄く溶いて、塗り重ねています。
うす〜く書いて、元のイラストのように水彩で描かれたようにしたかったのですが、
書き直し、塗りなおししているうちに、
当初の計画よりもだいぶ厚塗りに・・・・(笑)


ちなみに、このようにヘッドをリューターで削るためには注意点があります。

それは、削るヘッドを買うときに古いものを買うこと。

新しいものはソフビがまだやわらかくて、リューターでうまく削れないんです。
しかし古くなると劣化してすこしづつ硬くなってきます。
売り場のフックの奥のほうにかかっている、
握ってみてちょっと硬めのヘッドを選んで購入しましょう。

瑠璃果、クリマール
と、ここのところ毎月一体ずつヘッドを作ってます。
それ以前に作ったのはたま坊とシスターキルシュくらいなモノですから、
・・・・・・って、それ何年前だ?
私にしてはこれって未曾有の出来事ですよ。

スーパードルフィーにくらべて手軽にカスタムできるので、
ちょっとハマっているのです。
たま坊を作ったころに比べて素材を売っている環境も、
手持ちの工具も整ってますしね。

中でも活躍したのがリューター
ヤスリではできない加工も、これがあるととても簡単です。
瑠璃果もクリマールも、目の部分は削って段差をつけています。

それともうひとつ、大活躍したものが。
それは「老眼鏡」(笑)

100円ショップで売っているヤツの一番度の軽いのです。
いや、別にわたしゃまだ老眼じゃないんですよ?
老眼鏡をかけると、目の5センチ前でも楽に焦点が合うので
目を塗ったり削ったり、細かい作業をするのに非常に都合がいいのです。
老眼鏡って、要するに虫眼鏡なんですよね。
ぜひ100円ショップに行ったら、ためしに掛けてみてくだされ〜。


・・・いや、ホントに老眼じゃないってば。

2002年7月18日 20:30:14
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