本日(2003年6月29日)放送の第21話「すれ違う母娘・ふたつの誕生日」
いままで毎回数カットだけの登場だったナージャの母親コレットさんがずっと出ずっぱりという、
記念すべきお話でした。
おかげで朝からなんだか”変なスイッチ”が入ってしまい、このような衣装を急遽作ることに。
うろ覚えなので昔のビデオを引っ張り出してきてデザインを確認。
厳密にいうと違う部分もけっこうあるのですが、雰囲気は大体再現できたと思います。
肩や胸の飾りは思った以上にいい感じに出来ました。めしませ、プリッツ!(笑)


・・・え〜〜〜と、あれ?
話についてきてますか?
1000人中999人くらいはついてきてない気がするので(おい)、
いちおう基本的なことも書いておきましょう。

ナージャの母親コレットさんの声を当てているのは安原麗子という声優さんなんですが、
このひとは以前、「少女隊」という女の子3人のアイドルユニットのひとりだったんです。

少女隊は結成以来、発売する曲は全てオリコンチャートの3位以内に入る超売れっ子アイドルで、
小学生の女の子はみんな、少女隊の歌の皆振り付けの真似をしていたもんです!!!!
・・・ごめん、それはウソ。
「ベストテン」にもちょこちょこ出るくらいには売れたんですけど、そもそもこの「少女隊」、
売り出すのに相当お金をかけたプロジェクトだったそうで、
それに見合う程の成績は残せなかったみたい。
まぁ、セイントフォーよりは売れたけどね。
少女隊はどんな番組でも常に自然体で、
アイドルらしく「作る」ところがなく、
そこが非常に魅力的なユニットでした。
たま坊のボブヘアは、実は当時のレイコ(安原麗子)のヘアスタイルからの影響大です。


左の衣装は、グリコのプリッツのCMのときの衣装です。
そのCMはアメリカにプロモーションビデオを
撮りに行ったときに一緒に撮影されたものなので、
この衣装は「Forever」という曲のものと共通です。
シンプルで可愛くて、印象深い衣装です。

実際の衣装ではスカートは半分透けるような布を
重ねたもので、もっとフワフワしたシルエットです。
タスキの文字は上の画像では合成しました。

そういえば少女隊のこのプロモーションビデオでは、
最初はロングスカートのコスチュームで踊っていて、
曲のサビに差し掛かると3人一斉にくるりとスカートを
取り去り、今度はスカートのないレオタード姿で踊るのです。
このへん、ナージャのチュチュの仕掛けと似ています。
ネタがあまりにもマイナーだし誰でも考え付きそうなことなので、
パクリではなく嬉しい偶然の一致でしょうが、 母娘ともども、
おなじ様なことをやっていたというのは面白いです。

少女隊初期メンバーのチーコ(市川三恵子 )も
「十兵衛ちゃん」で歌を歌ったのがきっかけになったのか、
大地丙太郎監督の作品で声優さんやっているとか。
TOMOも「おとなのおもちゃ」で声優やってたし、
いつのまのか少女隊もすっかり声優ユニットに。(笑)
あとはミホだけですなぁ。




・・・いかん、前置き長すぎ。
では本題の「ナージャプライズ」行きます。

「明日のナージャ・DXぬいぐるみ」
   バンプレスト 全2種

 エプロンドレス
おジャ魔女に比べると格段にプライズアイテムが
少ないナージャですが、まずは第一弾です。
全高30センチほどの大きめのぬいぐるみ。
そつなく可愛く出来ています。

特筆すべきはこのドレスでしょう。
ブローチを留めるの以外ではボンドを使わず、
かなり手間のかかったものになっています。
裾のギャザーなどもちゃんと作ってあって
フワフワ。

それと意図的に写してませんが、
パンツが・・・
いや、ショート丈のドロワーズを
はいているのですが、裾にちゃんと
ゴムが入って、外側にはリボンを可愛く
巻いてあったりして、良くできています。
なんだかとても熱い情熱を感じます。(笑)


なぜか帽子のリボンが
後ろではなく左側にあります。
縫製の都合かな?



 お母さんのドレス

これまた布が大量に使われている、
ボリュームあるぬいぐるみです。
上下2段の裾のフリフリは後ろまで続くので、
エプロンドレス以上に手間がかかっています。
あと、お尻のあたりのリボンを留める薔薇の飾りも
布をより合わせてちゃんと作ってあってビックリです。
髪の毛に隠れて見えない部分なのに。

見えない部分といえば、このドレスのドロワーズは
裾の長い、寝巻きのズボンタイプなのですが、
これもリボンで飾りつけられた可愛いものです。

この「お母さんのドレス」、チュチュ同様に
劇中では久しく使われていないアイテムですね。


「明日のナージャ・ぬいぐるみ」
  バンプレスト 全5種

 エプロンドレス

お気に入りです。
輪郭がきれいだし、表情もステキだし、
顔と体の大きさのバランスもDXよりもいいし、
とにかくぬいぐるみとしてよく出来ています。
これは「アタリ」でしょう。
またデザイン面でも、
DXにないほっぺのピンクが可愛らしいです。

ドロワーズもあいわからず良くできていますし。



 チュチュ

今現在は、ケンノスケとのイタリアンフラッグショーが
メインの出し物なので、
ナージャのこのドレス姿はアイキャッチでしか拝めません。

他のぬいぐるみはどうかわかりませんが、これに関して言うと
顔の輪郭とボディの縫製が荒いのか、全体的に歪んでいます。
おジャ魔女ぬいぐるみではそれほど「個性」はなかったんですが、
ナージャでは良いものと悪いものの差が大きい気がします。



 お母さんのドレス

DXをスケールダウンした感じで、手間隙かかりそうです。
さすがに後ろの薔薇の飾りは簡略化されていますが。
このぬいぐるみは輪郭はいいのですが、
横から見るとヘチマ顔になってしまっています。

ハズレというほどではないのですが、惜しい出来です。



 クリーム&ショコラ

白と黒の双子のライオン、
というのは嘘で、
実は両方とも白い双子のライオンでした。
まあそれはそれで非常に珍しいです。
しかし「お客さんを楽しませるための嘘だからいい」
という団長の理屈は恐ろしいですね。
そんなこと言って、茶色のライオンを
白く脱色してたりしないといいのだけれど。
子供のなのにタテガミがあるのも怪しいしなぁ。

ぬいぐるみは、可もなく不可もない感じ。
この大きさにしてはよく似せていると思います。




 「明日のナージャ・ジュエルボックス」
       バンダイ・全6種

ガシャポンアイテムです。
ナージャのガシャは今のところこういった
本気で女児向けに作られたものしかありません。
前シリーズは髪飾りでした。
おジャ魔女みたいにフィギュア出しても
売れると思うんだケド〜。

アイテムはネックレスと指輪で、3種類ずつ。
ネックレスはオルゴール方のボックスに、
指輪はブローチ型のボックスに入っています。
アクセサリー自体よりも、いれもののほうに
手がかけられている気がします。

 「明日のナージャ・ドールコレクション」
   バンダイ 全4種

 エプロンドレスA

出て、あっという間になくなったナージャ初のフィギュアものです。
再販がかかったのか、再入荷したのでやっと買えました。
出来や造形は、海洋堂が乗り出してくる以前のレベルで、
シャープさに欠ける造形は今となっては物足りなさを感じますが、
それは海洋堂と比べてしまうからで、
モノとしてはそう悪くもないです。

それにしても、輪郭や造形、パーツ分割の仕方など、
なんとなく200円ガチャの「カードキャプターさくら」の
フィギュアと似ているような気がしますが、どうなんでしょう。
造形師さん、同じ方かな。



 お母さんのドレス(形見のドレス)

形見のドレス・・・という名前が正式なのですが、
放送当初ならともかく、コレットママの存在が
表に出てきている今となってはなぁ。

首のすわりが悪いのが難点です。



   
エプロンドレスB

目のあたりに物足りなさを感じるので、リペイントしてみました。
肌色塗るの失敗しちゃった。(オイ)筆ムラだらけでこわいです。
ブーツをはじめ、服にも細かく修正を入れたんですが、画像だと良くわかりませんね。


 チュチュドレス&ショコラ・クリーム

周囲では大して評判よくもありませんが、
今回のこのシリーズでは
わたしはこれが一番好きです。

なんか、肩のラインの華奢さとか、
ちょっと寂しげな表情とか、
キャッチーでない部分に魅力を感じます。
あと後ろ姿、特にうなじが色っぽいんですよ!
いいなぁ、これ。

視点がオヤジっぽいかもしれませんが、
気にしないこと。



先のエプロンドレスBのリペイント失敗に懲りて、
肌などはそのままで、目の周りのみ手を入れることにしました。
瞳の下の部分にハイライトを入れて、
下まつげをいれ、二重にして、
あとまぶたのアイラインの両端を少し太くしました。

このステージ衣装のときはナージャはメイクもするのですが、
立体モノでメイクをすると思った以上にケバくなることがあるので、
それもやめておきました。この表情が消えるのもやだし。


2003年6月29日 20:18:27

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